山田庸が嬉しい地元V
「闘将・佐々木昭彦杯」は孫弟子にあたる山田庸平が制覇。この大会は18年6月にも制していて、やはり譲れなかった。昨年8月小倉以来となるVは感慨深いものとなった。
渡邉雄太がスタートを取り、渡邉-嶋津拓弥-伏見俊昭、山田-橋本強、黒沢征治-武藤龍生で周回。青板4コーナーで動いた黒沢が、渡邉を1コーナーで押さえて先制する。山田はすかさず埼玉勢に続き、渡邉は5番手に。黒沢は中バンクを走って後続の反撃をけん制した後、最終ホーム入り口からスパート。波を作ってペース駆けに持ち込もうとする黒沢に対し、山田は2コーナーまくり。武藤のブロックを乗り越えた山田は3コーナーで黒沢を飲み込む。渡邉は仕掛けのタイミングを失って不発で、直線では山田とマークの橋本の一騎打ち。追撃を許さず山田が押し切った。