勢いある松本貴を指名
自力型の中で動きがいいのは松本貴治だ。今年は初戦の1月広島でV発進と好スタートを決めると、地元の同月松山記念では着と記念初Vを達成している。今の調子なら持ち味の自力攻撃で別線をねじ伏せよう。松本とタッグを組む橋本強も松山記念では決勝進出を果たして準V。松本と地元ワンツーを決めており、地元記念に向けて仕上げた成果だろう。昨年11月佐世保では松本のまくりを差して優勝した実績もあり、今節も単は十分だ。
地元の山田庸平を中心視する手もある。昨年は寬仁親王牌で決勝進出、競輪祭では2連対など、G1開催でも活躍した。1月久留米で落車し次場所を欠場しているので体調には一抹の不安も残るが、体調に問題がなければ主役を演じる場面も大いにある。
宮本隼輔、渡邉雄太は記念Vの実績もある自力型だが、ともに最近の動きは今ひとつ。調子の上積みがあれば優勝争いを賑わす。