• 松山競輪場開設67周年記念金亀杯争覇戦1/19〜1/22

インサイドレポート・シリーズ総評

後記 GⅢ 松山 01/19

 原田研の優勝で幕を下ろした松山記念。地元勢は濱田浩が準Ⅴと健闘したが、渡部哲は準決勝で敗退した。

 「初日、2日目と後方になる展開が多かった。初日の7着は今のコンディションからすればもったいなかった。2日目からは初連係の選手ばかりで、呼吸が合ってなかった。脚の感じはよかったので今後に生かしたい。出脚がよくなるようにセッティングも考える」

太田竜馬

太田竜馬

 四国のホープ、太田竜は記念2度目の挑戦でS級になって初めてのファイナル進出。直前の千葉で凡走したのが嘘のような快走を披露した。

 「千葉はダメでしたね。仕掛けのタイミングが合ってなかったのか自転車が止まりました。今回はしっかり仕掛けられたと思うし、感じはよかったです。決勝までいけると思ってなかったんで、うれしいですね。こういう経験をもっと積んでいけるようにしたいです」

 中田健はシリーズ2連対。キメ脚の鋭さに一段と磨きがかかった。

 「(11月川崎で)落車してから父(健二・56期)に相談して、練習内容を思いっきり変えてみました。アマチュアのころの乗り込み中心で、先行していたときの内容ですね。やっぱり楽をしては勝てないと思って。その成果が徐々に出てきていると思います」

中井太祐

中井太祐

 最終日の9レースに行われたケイリンエボリューションは中井太が制した。レースは小川祐が打鐘から先行。3番手をすんなり確保した中井が最終2コーナーから力強くまくって快勝した。

 「初手で真ん中ぐらいがほしかったけど、車番的にきつくて、後ろになってしまった。前のほうに追い込み選手が固まってたんで、どっか入れてもらえるかなと思って行ったら入れました。小川さんが来たけど、自分も下げることは考えてなかった。タイミングで3番手にうまく入れました。ホームで後ろを見たら誰も来てなかったんで、自分のタイミングで仕掛けました。人気になってたんで緊張したけど、勝ててよかったです。この優勝を競輪につなげていきたいですね」

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