• 川崎競輪場開設68周年記念桜花賞・海老澤清杯4/8〜4/11

インサイドレポート・シリーズ総評

後記 GⅢ 川崎 04/08

 4日制では初となるナイターの記念シリーズ。S班5人をはじめ、豪華メンバーが夜の川崎バンクを彩った。絶対王者の平原康が2日目優秀戦で落車して途中欠場。波乱も目立ったが、決勝は地元ワンツーという最高のフィナーレを迎えた。

 神奈川勢が地元のナイター記念で躍動。準決勝に大挙9名が進出するなど開催を盛り上げた。内藤秀は2162着と3連対を果たした。

 「決勝には乗れなかったけど充実した4日間でした。自分の中では勝瀬(卓也)さんに前を回してもらえたのが大きくて、すごい気合が入りました。(3月の)大垣からシューズを換えて余裕があるし、差し脚が出てます」

竹内翼

竹内翼

 機動型では竹内翼の強さが光った。1182着と大健闘。記念初の準決勝はトップクラスの厚い壁に阻まれたが、貴重な経験を積んだ。

 「準決勝は出切れたけど、そこで脚はいっぱいでした。岩津(裕介)さん、(三宅)達也さんに申しわけない気持ちでいっぱいです。せめて4コーナーまでは持つようにしないと。もっと全体的に底上げします」

 三田村謙は4日間、持ち味の先行で勝負。一次予選で敗退したが、敗者戦で2勝を挙げた。

 「あっせん停止と腰痛で休んでいた時にセッティングを換えたんですが、その結果、腰痛が出にくくなりました。今回は初日にもがけなくて、発想を切り替えました。力の入れ方を見直して、良かった時にどうだったかを考えながら走った。いつもは開催中に修正できないんですが、それができたのは良かったです」

長島大介

長島大介

 最終日の9レースにケイリンエボリューションが争われた。人気の和田真の先行を長島大が鮮やかにまくって快勝した。

 「大塚(英伸)さんが行ったけど、(和田が)突っ張ってしまったので。そこからは苦しかったけど、自分が上を走ってたから有利かと。真久留君のとこされ越えれば何とかいけるかと。最近は状態が上がってきている。5月はダービー、地元の宇都宮記念があるから勝負なので、調子をピークに上げたい」

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