• 伊東競輪場開設67周年記念椿賞争奪戦12/7〜12/10

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 伊東 12/07

新山響平

新山響平

 準決勝は太田竜、新山響、渡邉雄が見事な逃げ切り勝ち。S班は不在でも期待の若手がシリーズを盛り上げた。太田は勝ち上がり3連勝。いずれも逃げ切りと強さは際立っていた。

 「3日間、内容はよかったんですけどね。決勝は2着で結果は悪くないけど、やりたい走りができなかった。脚の仕上がり自体はいいので、ヤンググランプリに向けて頑張ります」

 そのヤンググランプリで太田と激突する新山響は精彩を欠いた競輪祭から気配が一変。パワフルな走りでスタンドを沸かせた。

 「競輪祭の結果は不甲斐なかったですけど、しっかり気持ちを入れて、ここに向けて練習してきました。11月30日にこっちに冬期移動しました。マッサージの人に見てもらって、パワー系の練習をしながら、体の感じも戻せたと思います。準決勝はペダリングをしっかり意識しながら走れました」

伊藤信

伊藤信

 伊藤信は1912着と大健闘。久しぶりの記念参戦で存在感を示した。

 「3連対できたので自信になりました。今年から乗り込みをしないで、競技的な練習を新たに取り入れて、よくなってます。7月ぐらいからは練習で競輪用の自転車はまったく乗ってないんですよ。それで結果が出ています」

簗田一輝

簗田一輝

 地元勢で決勝に乗れたのは渡邉雄ただひとり。準決勝で弟子と連係した渡邉晴は5着に敗れる悔しい結果に終わった。地元記念初挑戦の簗田一も二次予選で敗退。まくりで2勝を挙げたが、上位と力の差を感じた。

 「今回は決勝が目標だったし、せめて準決までは行きたかった。行くべきところで行けていない。勇気というか気持ちが弱いですね。まだまだ力不足です」

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