ピックアップ GⅢ 函館 04/26
函館は今年、ナイターG3が2度開催される。その第一弾の今シリーズは平塚ダービー直前でビッグネームの出場こそなかったが、優勝した南潤をはじめ、好調な機動型が開催を盛り上げた。関東勢は大挙5名が決勝進出。大矢崇はG3初優出を果たした。
「うれしいですね。最近の成績はそこまでよくなかったんですが、自分の中では手応えを感じてました。今回は車輪を新しく換えたのがいい方向に出ました。決勝は流れが早くて対応できなかったです」
柴田洋は準決勝で大矢との連係から2着に入って今年初優出。悪い流れを断ち切った。
「腰の状態は徐々によくなってます。落車のケガも大丈夫。アマチュアの面倒を見始めて、久々に乗り込んできた成果が出ました」
服部克は2着で2連対。第2の故郷で存在感を発揮した。
「大学時代のハンドボール部の恩師が毎日、応援に来てくださって、その声援が後押ししてくれました。最近はトレーナーや周りの人たちの話を聞きながら色んなトレーニングを取り入れている。今期はあと2カ月だけど、点数をしっかり取りたいと思います」
併催された「スターライトティアラ」はガールズ21名が出場。各日3個レース組み込まれ、前半の2日間はポイント制、そして3日目は準決勝と普段とは違う勝ち上がりシステムで争われた。決勝戦は尾崎睦が豪快にまくって快勝。ガールズ初の4日制シリーズで頂点に立った。
「4日間、周りを見ながら冷静に走れたと思います。外に持ち出して行けると思いました。なかなか最近は気持ちのいい結果が出てなかったのでよかったです。(初の4日制は)これからこういう機
会がどんどん
増えて、女子
が盛り上がれ
ばいいと思い
ます」