ピックアップ GⅢ 川崎 08/09
オールスター組が不在の中で行われた「アーバンナイトカーニバル」。得点上位で注目された東龍や鈴木謙は、二次予選で無念の落車。地元で期待された堀内俊も、再三のけん制を受けて決勝進出ならず。しかし、今後を見据えて動き出している。
「川崎に入る前の合宿での感じは良かったけど、入ってみればあまり良くなかったですね。地元で勝たなきゃって言う想いもあったんですけど…。でも今は、トルクとパワーを強化している途中なのでこれからだと思って。普通の記念開催を獲れるように頑張りたいです」
直前の7月弥彦記念を無傷で優出した簗田一も、今回は1着と準決勝で敗退。さらにレベルを上げるための課題は見つかった。
「あとは、警戒されて後方に置かれた時にどうするかですね。本当に強い人は、警戒されても勝てるので。それができたらもう一段階、上に行けると思います。次は、地元のF1戦なので、とりあえずしっかり練習して、気持ちを切り替えてですね」
4月函館以来、2度目のガールズ4日制シリーズとして、併催された「アーバンナイトヴィーナス」には、女子選手21名が出場。3連勝で勝ち上がった大久保花が、決勝もカマシを決めて頂点に輝いた。
「今回はしっかり自力を出して勝ちたいと思っていたのでうれしいです。サマーナイトで、同期の梅川(風子)さんが良い走りをしていたので、自分も積極的にやっていかないと、と思いました。あと、直前の新人訓練で同期と練習をして刺激をもらいましたね。次の一番の目標は、競輪祭(ガールズグランプリ2018トライアルレース)で、あいつは強いなと思われるレースをすることです。勝ちにこだわったら、サマーナイトみたいになるので、内容のあるレースをしたいですね」