• 開設68周年記念 火の国杯争奪戦in久留米10/18〜10/21

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 久留米 10/18

林大悟

林大悟

 中川誠の地元Vで幕を閉じた熊本記念。スピード化が進む競輪界において、自力型の活躍が目立つ。今期からS級の林大吾は先行で一次予選を突破すると、最終日もカマして白星。手応えを感じながら、課題を克服して上を目指す。

 「S級は脚力よりも、仕掛けどころで迷いがある。それで遅れて、合わされたりしてしまう。迷いをなくせば、もっと良いレースができると思います。でも、最終日に(内をすくってきた)小酒(大勇)さんの動きが見えたし、視野が広くなっていると感じました。九州も若手が出てきているし、追い抜かれないように」

堀僚介

堀僚介

 堀僚介は初日にまくって3連単89万円の大型配当を演出。さらに、最終日も逃げ切って白星締めと存在感を大いにアピールした。

 「A級の時は天狗になっていたけど、S級では壁にぶつかりました。今は一つ一つ力を付けていきたい。F1なら準決、記念なら二次予選で大敗してますけど、そこで勝ち上がりを考えると小さいレースになってしまうので。当面の目標は古性(優作)さんの前で走ることだけど、今は前を回してもらえないと思う。点数を上げて、古性さんと一緒に走れるように頑張ります」

石塚輪太郎

石塚輪太郎

 石塚輪は最終日に好調な伊早坂駿を撃破してシリーズ2勝目。しかし、組み立てを失敗した二次予選を反省する。

 「踏むところさえ踏めれば、着に絡める脚はあった。ただ、二次予選がもったいなかったです。先行一車みたいなメンバーだったら、きっちり残らないと。(同期の)清水(裕友)とか、渡邉(雄太)とか110点を越える人はそういうところを取りこぼさない。その辺を意識して」

 前回の四日市で好走した不破将。今シリーズも2着と勢いに乗って暴れた。

 「(9月)岐阜記念くらいから良くなって、そこから気持ちが切れた感じがない。ここが普通になれば、もっと上を狙える」

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