ピックアップ GⅠ 和歌山 06/18
シリーズで3度脇本と顔を合わせた松浦悠士は、決勝で急きょ作戦変更のまくり勝負。脇本不在の輪界をともにリードしてきた清水裕友がファイナルには不在でも、見せ場をつくった。
「(決勝は)自分も飛び付く感じだった。でも、平原(康多)さんが分断すると思って自力に変えた。(まくりで)イケるかと…。脇本さんが余力を残してましたね。交わせれば良かったけど、(脇本が)強いのひと言。とりあえずは自分がやりたいことの1つができた。次はもう1つの秘策、戦えるカード(手札)をもっと増やしていきたい」
2月の全日本選抜を制してタイトルホルダーの仲間入りを果たした清水裕友は、4着で二次予選敗退。先行策に出てシンガリに敗れた初日特選を引きずった。
「初日にああいうレースをして流れを壊した。G1の成績がいい時は、初日からいいレースができている。よかれ悪しかれ、自分は初日が響いてくる。鍛え直してきます。こういう状況のなかで競輪ができるってことは、すごくありがたいんですけど、(次回の7月2日の小松島記念から始まる)7車立てはあんまり好きじゃない。やっぱり9車の競輪がいい」