• 広島競輪場開設68周年記念ひろしまピースカップ12/24〜12/27

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 広島 12/24

太田竜馬

太田竜馬

 前回の松山では優勝を飾った太田竜馬だが、今シリーズはまさかの一次予選で敗退。それでも最終日までしっかり走り切った。

 「センスとか若さ、勢いで勝つのは終わりましたね。少し前までは先行しやすいようなメンバー構成だったりしたけど、今はもうみんなと平等な扱いになってきた。それが当たり前だし普通だけど、その中で勝てなくなってきている。ここでちゃんと自分の強味を見つけたり、もっと力をつけて競輪界の流れに乗っていかないと。競輪人生には波がつきものだと思うし、下ったあとは上がりがある。でも同じことをしていても上限は見えているし、違うことをしていかないと、過去の自分の良かった時よりも上のレベルにはなれないと思うので。最近、特に難しいと思うのがまくり。まくりは先行と違う踏み方とか体の使い方をしないといけないから、本当にまくりは難しいです。先行を警戒するのは簡単だけど、まくりを警戒するのはより難しい。そういう意味でまくりは大事だと思うし、まくりだけで勝てるなら、まくりだけで良いと思うけど、そうとはいかないのが競輪なので。先行する場面も絶対にあるし、そういうところでちゃんと先行できる状態にしとかないといけない。松浦さんとかは先行とまくりを使い分けているし、めちゃくちゃすごいなっていつも思います。根底には1着をとること、人気、オッズに応えることがある。だからこそ、その時の最善のレースを考えていきたいです」

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