• 立川競輪場開設69周年記念鳳凰賞典レース1/4〜1/7

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 立川 01/04

平原康多

平原康多

 例年同様に昨年末のグランプリから中3日で、21年のグレード戦線の幕が立川記念からあがった。平原康多、郡司浩平、清水裕友、グランプリ組のS級S班3人も順当に勝ち上がり決勝で激突。ラインのアクシデントにも動じることなく、平原が自力にシフトチェンジをして優勝を遂げた。

 「ワッキー(脇本雄太)と(グランプリを)走ってから、この3日間、いろいろ考えることもあった。いろんな思いもあったけど、(グランプリで)自分のなかでは、やるべきことがあれだった。(脇本と一緒に走った)こういう経験をこれから生かしていきたい」

 初日特選では地元の鈴木竜士を連れて、新春の立川バンクで風を切った。そして郡司、清水らを不発にしてのワンツー劇でインパクトを与えた。別線のS班をクギ付けにするだけの先行力を持ち合わせながら、グランプリでは他地区の脇本の番手を選択した平原。グランプリ制覇には結びつかなったものの、期するものがあるはずだ。

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