ピックアップ GⅠ 取手 02/20
昨年末にヤンググランプリを獲った小原佑太は、今年の初場所となった1月向日町の初日に失格の憂き目。ナショナルチームでの活動もあり、1カ月半ぶりとなった今年2場所目の今シリーズは着。打鐘前からのカマシ一撃で別線を沈めた最終日は、東京五輪を盛り上げたナショナルチームの先輩を見ているようだった。
「最終日は、昨日(渡邉)一成さんと連係して失敗をしていたんで、長い距離を行ってどのくらいもつのかを確認もしたかった。(乗っている)ポジションもうまくいってないところがあるので、そこを改善できればもっといいタイムで走れると思います。(普段はカーボンフレームでトレーニングしているので)鉄のフレームが体になじんでなかった。鉄とカーボンの差が出た感じです。脇本(雄太)さんのレースを見ていて、この人スゲーなって思っている。(最終日の走りで)それを彷彿させることができたなら良かった。この風のなかで2着に粘れたのは自信にもなります」