• 富山GⅢ11/17〜11/20

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 富山 11/17

北井佑季

北井佑季

 北井佑季は決勝8着も、連日の内容はその強さをさらに印象付けるものだった。前受けからの突っ張り先行は、いまや北井の代名詞となった。突っ張り先行プラスアルファ。戦法のバリエーションを増やして、南関を代表する機動型へと進化していく。

 「野口(裕史)さんは、自分がデビューする前から映像で見ていて、あんな先行選手に前を任せてもらえる選手になりたいと思って今までやってきた。決勝はとにかく前に出切ることが自分の仕事だったけど、行くだけにはなりたくなかった。後ろがゴチャ付けば自分にもチャンスはあると思って、出切ってからは自分との戦いでした。今の課題は、突っ張りじゃない時の柔軟性。得意な形にならなかった時にどう対処するか。残り2周半か、2周から突っ張るレースが多いですけど、それを見せておけば相手も突っ張られないように切るときに脚を使ってくれるし、突っ張りがあるってことを武器にして、いろんな形を作っていきたい」

ページトップへ