• 小倉競輪場 第64回朝日新聞社杯競輪祭11/22〜11/27

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅠ 小倉 11/22

清水裕友

清水裕友

 新山の優勝でボーダーにいた清水裕友が、5年連続5回目のグランプリを逃した。

 「前検日には(獲得賞金)9位のプレッシャーを楽しむとかハッタリをかましたけど、(シリーズは)1つもおもしろくなかった」と、苦しい胸の内を吐露した。9着に敗れた準決が明暗を分けた格好だが、中団で北津留翼との勝負に出るのではなく、関東勢をつぶしにいった仕掛けは、この重圧のなかで誰でもできるものではない。最終日はラインを上位独占に導いて、わずかでも溜飲を下げたことだろう。

 「決勝にいって勝負したかったですね。(最終日は)あのまま淡泊になると7番手になるから、1個(のラインを)突っ張ってと思いました。作戦がうまくハマったかなと。その前に脚を使ってた分、キツかった。でも、初日から自分だけのレースばっかりだったので、最後はラインで決められたのは良かった」

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