• 松戸競輪場 第1回オールガールズクラシック10/2〜10/4

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅠ 松戸 10/02 L級2レース3日制C

石井貴子

石井貴子

 練習中の落車で大怪我を負った石井貴子は、およそ4カ月と長期に渡る戦線離脱を余儀なくされて7月の前橋で復帰。復帰から7場所目となった今シリーズで完全Vを飾った。怪我に見舞われてからの初めての優勝が、逃げ切り3連発。ガールズケイリンフェスティバル、ドリームVなどこれまでの実績を考えれば当然の結果かもしれないが、あくまで基本に忠実に3日間を組み立てた。

 「(決勝も)初日、2日目とプラン変更はなかった。しっかりと行けるところから、自分のできることをって思ってました。(連日同じようなポイントからの仕掛けで)たいして難しいこともしてないし、基本の競走で自分のできる精いっぱいでした。(地元でお客さんが)たくさん声をかけてくださったし、(自分は)精いっぱい走ることしかできない。ちょっとずつでも(お客さんに)返せたらなと。(脚の感触は)自分の評価はアテにならないし、(周りには)どんな風に見えているのかわからないですね。(長期欠場から復帰して)走らないと、スタートを切らないと(優勝は)絶対にないことなんでゴールができて良かったです。今日できる精いっぱいをっていう思いで3日間を走れたかなと思います」

 G1出場は来年以降になるものの、確かな一歩を踏み出した石井のカムバックを待ちたい。

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