ピックアップ GⅠ 松戸 10/02 L級2レース3日制C
東美月は2日目の予選で石井貴子にカマされながらも、前受けから飛び付いてあとの5人をシャットアウト。2着に粘り込んだ内容が、自身にとっては大きな収穫になった。
「(本格デビューの7月からは)先輩たちのレースに追いついてない。よく師匠(澤田義和)にもヘタクソだなって言われます。まだ、組み立てがわかってなくて、ハマったり、ハマらなかったり波があります。安定感がないですね。ルーキーシリーズはそこまで動きがなくて、動く人も学校(養成所)時代からわかっていた。先輩たちとはまだ対戦が少なくて、特徴もわかってない。でも、徐々にレースには慣れてきています。(卒業してからは)地元に帰って(練習で)男子選手に付いて、追走技術もタイムも上がっている。それでもトップスピードというか、瞬発的に動くのが苦手です。そこに対応できないのが課題です。(レースでは)基本的に後ろ、後ろにいるので、師匠にはもっと前の方にとか、自分で仕掛けるようにって言われます。けど、その勇気がない。今日(2日目)は前の方にいられたんで、その一歩だと思います。自分はバーンと成長ができるタイプではないので、1つ1つ積み重ねて強くなりたいです」