ピックアップ GⅢ 大垣 11/16
鈴木浩太は、この開催が始まる前の直近4カ月の点数が94点台と、大スランプに陥っていた。だが、今節は明らかに動きが違った。まだまだ組み立てには課題を残すが、3日目に突っ張り先行で橋本優己らを相手に逃げ切ったレースは、本来の強さだった。失敗と成功を繰り返して、さらに上を目指していく。
「(不調の要因は)機材的な問題でした。ずっとフレームを試してたんですけど、それが全然だめだった。我慢して使ってたんですけど、前回から変えて元に戻りましたね。やっぱり、今よりも強くなるには何かを変えないといけない。そう思ってフレームを変えたんです。さすがに点数を落としすぎちゃったんで戻しましたけど、また点数が上がってきたらいろいろと試したいことはあります。元に戻るだけじゃだめなんで」