ピックアップ GⅢ 伊東 12/02
番手回りも多くなった中井太祐だが、今節は前半の3日間が自力戦で鳴かず飛ばず。最終日は山田久徳の番手から、先行を差して1着となった。近畿の先輩の後ろからつかんだ1着に、複雑な表情を浮かべる。
「(山田)久徳さんには前でやりたいってことは伝えました。けど、それでも久徳さんが前でやりたいってことだった。僕の普段の競走が不甲斐ないからですよね。口でそう言われてはないですけど、任せてもらえないってことはそういうことなんで。初日は位置を取れたけど、2日目、3日目と反省点はたくさんある。自力も番手もなんでもこなせるような選手になりたいし、追い込みになりたいわけではない。そういうスタイルでも、先輩に安心して任せてもらえる選手にならないと」