• 大宮競輪場東日本発祥75周年倉茂記念杯1/5〜1/8

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 大宮 01/05

平原康多

平原康多

 平原康多は、10年間守り抜いたSS班から陥落し、今年を「第二章」と位置づけた。深谷知広との連係は、見ているファンも胸躍ったが、平原自身にとっても大きなターニングポイントとなったことだろう。それだけに、地元5車から優勝者を出せなかった決勝戦は歯がゆさが残る。

 「(宿口)陽一も良いところで仕掛けているし、その中で(清水裕友に)あのスピード差で行かれた。ただ、(清水が)すごいなって思っただけだった。(21年)静岡グランプリで、陽一が番手から出て、その上を古性(優作)に行かれたあの場面を思い出しましたよ。埼玉はもっと全体的に脚力を付けていかないといけない。組み立ても含めてですけど。自分も届かなくて、まだまだだなと思った。5人が力を出して、内容には納得しているけど、優勝者を出したかったから悔しさでいっぱいです。自分ももっと変わっていかないといけない部分があるし、体とも向き合わないといけない。スポーツ選手は体が資本ですから。一時期よりは腰への負担もなくなっていますけど、もう少しですね」

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