ピックアップ GⅢ 玉野 02/29
岐阜で行われた全日本選抜からフレームをチェンジして抜群の伸びを披露している小岩大介。最終日はS班の清水裕友が3番手確保から鮮やかな先まくり。前を任せた岩谷拓磨と共に絶対絶命の8、9番手に置かれたが、コースを探して3着に強襲してみせた。
「最近まで使っていたフレームとは全然違って、もう何年も前に自在で動いていた時のフレームに近くて、固くて軽い、小さいフレームに換えました。最近の競輪は自力というかタテ脚が必要なので。大きいフレームを使っている人も多いですけど、タテってことを考えたら、自分で動いていた時のようなフレームの方が(最近の競輪に)合っているのかなって。スピードが上がっててもニュートラルに入る感じですね。課題は初速のところだけですね」。
全日本選抜、高松記念、玉野記念とレース間隔が詰まっていたが、次の全日本選抜までには時間ができる。状態面の上積みができればチャンスは広がるばかり。
「正直、岐阜が終わって軽い腰痛が出て、中3日で高松記念、今回の玉野記念までも間隔は空いていなかったんで、状態的にはどうかなって思っていたんですけど。玉野が終われば少し空くので。結果がでるかはわからないですけど次(のウィナーズカップ)も頑張りたいですね」