ピックアップ GⅢ 別府 07/25
好感触とは言えないなかで、嵯峨昇喜郎はシリーズを2着。まくりで勝ち星を挙げた3日目を見ると、本来のスピードが戻ってきた。ただ、特筆すべきは、ラインを上位独占に導いた最終日。立部楓真を叩けないと判断すると鈴木竜士をキメて、3番手からのまくりで別線を沈めた。
「(3日目)林(昌幸)君も思いのほかいいペースだったし、三宅(達也)さんにも邪魔されて(叩きに行くのをやめた)。ヘッポコでしたね。(佐藤龍二に)位置を確保して入れてもらったんで、出切れなくても、行くところを行ってと思ってました。脚にきていたけど、先に仕掛けられたのは良かった。昨日(2日目)の方が良かったけど、ダッシュとかは悪くないので、もうちょっとですね。二次予選は古性(優作)さんと力勝負がしたかったんですけど、そういう展開にならなかった」