ピックアップ GⅢ 静岡 02/13

朝倉智仁
朝倉智仁は1着でシリーズ2勝。初日は人気を集めた藤井侑吾を10秒9の高速まくりで仕留め好配当を演出。最終日も戦況に応じた走りで1着を手にした。静岡記念、高松記念と連続で9車立てを走ったことで感じるものは多かった様子。関東にはS班の眞杉匠を筆頭に若手機動型が多くそろっているが、レースの流れを読むのがうまく、注目していきたい一人だ。
「(初日は)同期の藤井さんの後ろから進められればと思っていた。記念の初日は(藤井が)突っ張るイメージがあったし、突っ張ってくれればラッキーだと思っていた。1レースからレースを全部見てバックからの出が良かったので、決め打ちで(バックから)踏み込んだ。フレームをデビュー当時の物に戻して、流れも自転車もいい感じです。まくりが決まっているのはいいことだけど、その半面、主導権を取れていないことも多い。ずっとこの点数くらいにいるので、眞杉さんや坂井(洋)さんからアドバイスをもらったりもしたり、もう一発上にいきたいですね。小畑(勝広)や松崎(広太)は高校が一緒で初めて3人が同じ開催になって刺激があった」