金子貴が地元で躍動

金子貴志
16年の名古屋開幕戦には強豪が集ったが、金子貴志を本命視するのが順当だろう。15年はサマーナイトの落車で戦線を離脱。その影響でS班奪還の夢は叶わず終わった。しかし、復帰後は11月豊橋G3を着、12月久留米でⅤ、広島記念着と第一人者の実力を見せている。完調なら自力戦でも不安は皆無。15年の1月当所開催は準Vに止まった分も、新年は地元ファンの期待に応える。地元同士の吉田健市が援護役だ。15年後期は10月向日町で記念初優出などこちらもランクを上げた。
原田研太朗から狙う手も。15年はダービー優出を皮切りに、共同杯、サマーナイトでも決勝進出と最前線で輝きを放った。記念競輪では意外と優出失敗も目にするが、今やS級トップ級の機動型なのは確か。中四国で前S班の岩津裕介が付けば、こちらを本線と見ても問題ない。
他にも木暮安由が軸の関東勢、成長著しい渡邊雄太や窓場千加頼など若き機動型も参戦し激戦に拍車をかける。

金古将人 欠場