吉村和が好機生かす

吉村和之
ダービーの裏開催でトップ選手は不在。混戦が予想されるが、中心は中部コンビとなりそうだ。2月岐阜2着の谷口遼平は昨年のヤンググランプリにも出場と中部の将来を担う選手。積極性を武器にまい進を続ける。そこで恵まれそうなのが鋭脚光る吉村和之。9月平塚以来優勝はないが、近況も成績をまとめておりこのチャンスを再び生かしたい。中野彰人が優参ならずなら、中近で布居寛幸までライン参加でより有利に。
思い切って新山将史、佐々木雄一の東北タッグから狙う手も。新山は弟の響平(107期)にS級優勝を先に越され刺激を受けたはず。2月佐世保は逃げて2連対と、骨折から復帰後は状態も上がっており逆転も十分か。
地元の齊藤努に手島志誠と追い込み型そろう関東勢は、怪我から徐々に復調している相川永伍が勝ち上がりならチャンスも十分あろう。また高原仁志もスジの目標は手薄だが、実力では吉村と並ぶ侮れない存在だ。