• 函館競輪場開設66周年記念五稜郭杯争奪戦7/23〜7/26


災害復興支援レース  ※チャリーズ杯で使用 シリーズ展望

菊地圭が主役を全う

新田祐大

新田祐大 欠場

菊地圭尚

菊地圭尚 欠場

 新田祐大は体調が整わず直前になって欠場。しかし、地元エースとして強い自覚を持つ菊地圭尚が記念初制覇をこの地でと今年も持てる力を出し切る。2月の全日本選抜で決勝に乗って以降は目立つ成果は残していないが、直前のサマーナイトフェスティバルの最終日には勝負所で原田研の番手に追い上げて勝利と自在な持ち味を発揮。ここに向けて戦う態勢は整ってきた。2年連続で準優勝に終わっているこの大会で今年こそ真の主役の座を奪い取る。菊地との連係が有力視されるのは新山響平だ。新山は北日本で最も将来を嘱望される若手機動型。6月別府で記念初優出するなどGレースでの存在感も増すばかりだし、その後も同月末山を完全V、直近の松戸の決勝では佐藤友とワンツーとしっかりその力を発揮している。ここもSS勢らを相手に真っ向勝負で、菊地に流れを呼び込む。

稲垣裕之

稲垣裕之 欠場

 6月はあっせんしない処置で1カ月配分がなかった稲垣裕之は7月福井記念から戦線復帰。2月全日本選抜の鎖骨骨折から、まだ復調途上だっただけに、実戦から離れたとはいえ貴重な時間になっただろう。福井記念では決勝に進出するなど気配は良好。後半戦の巻き返しに向け、ここを勝ってオールスターに弾みをつける。7月玉野では後続を4車身千切るまくりで優勝と、改めてそのパワーを見せ付けた川村晃司との京都2枚看板はやはり強力と言うしかない。

武田豊樹

武田豊樹 欠場

 武田豊樹はサマーナイトで準V。連日前がいてのレースではあったが、決勝は平原康が不発で後方に置かれる展開から冷静に内に斬り込むと、直線では外を強襲。勝った浅井康にギリギリまで詰め寄った。これで高松宮記念杯での落車後の不安を完全に一掃。ここも木暮安由と組んで、この大会のディフェンヂィングチャンピオンの威厳を見せ付ける。木暮は今年4Vと年頭から安定した戦績を残している。サマーナイトも決勝へ勝ち上がれはしなかったが、3日間ともに確定板入りと好調を持続。ここもメンバー屈指の自在性を駆使して優勝争いに加わってくるだろう。

  S級S班以外にも注目の選手は多い。サマーナイトが不甲斐ない結果に終わった竹内雄作が巻き返しへ気合を込める。さらに上を目指しての試行錯誤は続くが、先行日本一とも言われる存在。現時点でも十分に記念初優勝を狙える力はある。そろったS班の機動型を相手に、いかに自分の勝ちパターンに持ち込めるかだ。笠松信幸はスジの好目標があるここでチャンスを生かしたい。

山田英明

山田英明 欠場

 山田英明は自在型としてのスタイルが完成形に近づきつつある。3月名古屋ダービーからG1戦は3大会連続で準決勝に進出し、あわや初優出の走り。昨年8月富山で幻に終わった記念初優勝も目前の気配と安定感だ。菅原晃は追い込みに戦法をチェンジ。直前のギックリ腰で5月静岡ダービーを欠場とアクシデントもあったが、状態も徐々に上向いてきている。山田、北津留翼と九州の機動型はそろって好調で上位進出のチャンスは十分ある。

 近藤隆司の一発も侮れない。今年は全日本選抜でG1初優出し、5月平塚ではあと一歩で記念初優勝の切れを見せた。しかし、7月福井記念、平は反応が今イチで、ここにきて急ブレーキ。来月には地元オールスターが控えており、早々に修正を図りたい。差し脚好調な和田健太郎、成清貴之も争覇圏内だ。

  • イケダハヤト 池田 勇人

  • 登録地 埼玉

    地区 関東

  • 卒期 90期

    戦法 逃捲

  • 誕生日 1985年5月12日

    • 指数

      85
    • パワー
      ランク

      13

出場予定選手

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