外国勢が実力を示す

シェーンパーキンス
パーキンス、ペルビスの外国勢がリードする。それぞれ来日7回目と6回目となる両名は、日本ではすでにお馴染みの存在だ。パーキンスは日本の競輪を手の内に入れており、昨年は8月豊橋のワールドステージをはじめ7度の優勝を誇る。世界規格のスーパーダッシュで今年も日本のバンクで大暴れだ。一方のペルビスは、リオ五輪ではチームスプリントで銅メダルを獲得。ケイリンは11位に終わったが、敗者復活戦では脇本雄を破っている。
国内選手はなんとしても牙城を守りたい。機動力上位の松岡篤哉に笠松信幸の中部勢、小埜正義、五十嵐力、東龍之介の南関勢に、北は佐藤朋也、成田和也が地区を代表する。純粋にスピードでは外国勢に敵わないが、その分、選手が一丸となってテクニックでカバーしよう。松岡はカマシ、まくりを生かす展開に持ち込みたいし、小埜もパワーなら外国勢と大差ない。好位キープからの先まくり、外国勢を分断しての差し勝負など手を尽くす。