外国勢が実力を発揮
ワールドクラスのスピードを遺憾なく発揮する外国勢にあり、やや乗り切れていないのがぺルビスとドミトリエフ。10月後半には競技の訓練などで戦列離脱もあった。だが、本来の実力さえ出せばここは主役だ。ぺルビスは来日6回目でバンクレコードを3つ保持するなど日本の競輪もお手の物。今年は10月大宮でブフリに大きく離された準V、続く同月小田原では準決敗退に終わっているだけに、奮起したいところ。ドミトリエフはリオ五輪スプリントで銅メダル。今年が3回目の来日で、昨年は2度の優勝も果たした。10月小田原では絶好のV機も一瞬の隙をつかれ3着。今節はしっかりぺルビスと決める。
日本勢にもチャンスありそう。山田久徳は共同通信社杯で3日間確定板入りと存在感を示すと、親王牌では準決進出とタフさも身に付け快進撃中。ここも外国勢撃破の筆頭候補だ。他に金子哲大、長島大介の栃木勢、北津留翼とスピード自慢がそろい白熱の戦いに期待したい。