当所好相性の井上昌

井上昌己
怪我の具合が気になる選手も目立ち、乱戦ムードの正月開催。各地区差はないが、井上昌己を中心に据えたい。3連覇を狙った12月地元佐世保記念で無念の準決敗退。それでも自在性に富む競走は輪界随一だ。当所は12年5月以来の出走ながら、F1戦で3戦3Vと相性抜群。12月豊橋で落車の小岩大介が出走なら両者で連独占も。
北勢は成田和也は11月防府記念で、永澤剛は競輪祭で落車しともに欠場中。本来ならV争いの軸になる勢力だ。ここから復活への第一歩を踏み出せるか。
11月西武園を制するなど近況良好で、北勢と人気を二分しそうだった柴崎淳も、12月伊東記念で落車。状態に不安なしなら、笠松信幸と中部ワンツーもあるが…。
昨年S級初優勝を果たした長島大介もここはV争い。9月取手の完全Vのように手の内に入れたまくりで混戦に終止符を打つか。林雄一、伊勢崎彰大の南関勢や、乗れているベテラン澤田義和も目標をつかめば上位進出。