スピード光る原田研
好メンバーそろったが、オールスター、サマーナイトで優参を果たすなどビッグレースでも上位で戦える機動力がある原田研太朗を中心視するのが順当だろう。8月川崎G3の準決では、新山響の逃げをまくり上がり10秒6のレコードタイムを叩き出していて、自慢のスピードには更に磨きがかかっている。
地元の諸橋愛を軸にする手も十分だ。当所では7月に記念を制覇したばかりだし、続くオールスターでもそつない立ち回りと鋭い差し脚を披露していた。ここは吉澤純平を目標に地元Vを狙う。その吉澤は高松宮記念杯で落車し左肩甲骨を骨折したが、オールスターの一次予選で外併走からまくり2着に入った脚勢は悪くなかった。最終日に再び落車も軽傷なら、原田らとも好勝負は可能だ。
十八番のまくりには素晴らしい破壊力がある山中秀将も魅力だ。オールスターでは一予、3日目と強敵を相手にまくりで勝ち星をゲット。ツボにはまると怖い。