強力外国勢に死角なし
主役はパーキンス、ドミトリエフ、バベクの外国勢だ。3人は今開催が今年日本で走る最後のレースになる。その中でも圧巻の成績を残しているのはパーキンスだ。6月大垣G3の完全優勝を含む7V。しかも、8月岐阜から4場所連続優勝と、近況もパーフェクトだ。10月福井決勝では、目標のドミトリエフが不発に終わるまさかの展開も、自力に転じてV。ここも展開に関係なく、異次元のスピードで他を置き去りにする。
日本勢からは、桐山敬太郎、佐藤龍二の地元コンビが軸の南関勢に期待。特に桐山は10月千葉記念では2勝を挙げるなど、タテヨコ自在な競走が冴えている。10月千葉1着の初日に豪快なまくりを決めた鈴木裕もいて、結束して強力な敵に立ち向かおう。
山田義彦の破壊力抜群のまくりは援軍不在でも侮れないし、先行力ある久米康平も、10月向日町を1着と好調だ。うまく外国勢を後方に追いやれば、波乱を演出することも。