鈴木竜にV機が到来
上位陣に機動型が手薄な一戦。ヤンググランプリを制し、苦しんだ17年を最高の形で締めくくった鈴木竜二には早速のV機到来となった。ヤンググンランプリは吉田拓の番手戦だったが、12月別府記念を1着と鈴木自身の状態も上がっている。抜群のダッシュ力を持つだけに、今回の相手なら主導権奪取は容易。ここというタイミングで行って押し切りに期待する。
層の厚さなら、和田健太郎、萩原孝之、勝瀬卓也と実力派マーカーがそろった南関勢だ。軸は記念で優参が続く格上の和田。当然、組み合わせ次第で鈴木の番手主張も考えられるし、真船圭をまくって優勝した8月松戸のようなタテ脚勝負もありうる。貫禄を示すか。
西勢は阿竹智史が浮沈の鍵を握る。前期は落車が続いたが、3回走った記念開催を全て優参と動けていた。仕掛けの早いタイプではないが、踏み出してスピードに乗ってしまうと、止まらない。東口善朋、山内卓也の中近勢の動向にも注目。