好目標を得た中井太
昨年4Vを飾っている中井太祐は、自力主体の競走ながら、近畿の後輩に前を任せた時はきっちりものにしている。昨年後期のF1戦は10場所で5回優参して2V、準V3回と、決勝に乗れば一度も連を外していない。中西大との連係が叶いそうなここは勝負強さを発揮する。その中西は1月和歌山記念1着では地元の大一番で機動力を猛アピール。まだS級で優勝経験はないものの、押し切っても不思議ではない。
2班の松坂洋平だが、昨年3Vを達成している実力者。ここ5場所の決勝は大きな数字ばかりながら動きは悪くない。好機に仕掛けて主導権を握れば好勝負に持ち込める。松坂には、怪我から復帰の山田幸司が続き神奈川ワンツーを目指す。
久米康平は優参率が今一つも、自力攻撃の破壊力には並々ならぬものがある。久米には西日本スジで小岩大介が続くか。小岩は相変わらず堅実で、好位得ると連進出がある。タテ脚健在な安部貴之も一発を秘める。