外国勢迎え撃つ村上義
今シリーズはG戦線で存在感を示している実力者がそろっていて、記念開催に見劣りしない好メンバー。更にブフリ、トルーマンら強豪外国人選手も参戦する。短走路で演じられるスピードバトルは必見だ。
本命には村上義弘を推した。今年の村上はまだ優勝こそないものの、優参は一回も外しておらず、3連対率は75%を誇っている。全日本選抜では近畿の結束を示す連係プレーで準V。ここも気心知れた川村晃司、松岡健介と組んで強敵を撃破する。
ここのところ落車が多く、なかなかリズムに乗れない郡司浩平。しかしながら3月小松島G3の準決は巧い立ち回りからまくって2着など、随所で実力の片鱗を披露している。地元の和田健太郎を連れて好発進を決めれば南関ワンツーもありうる。
4回目の来日となるブフリを中心視する手もある。昨年は6Vの数字もさることながら、競走内容にも見どころがあった。好位確保を狙ったり、突っ張って駆けたりと日本の競輪に高い対応能力を示していた。更に進化を遂げた走りで圧勝しても不思議ではない。トルーマンは初来日。どこまでやれるかは未知数だ。
今年はまだ勝ち星がない吉田拓矢だが、ウィナーズカップでは準決に乗るなど調子は問題ない。主導権を握れば好勝負に持ち込める。松浦悠士、岩津裕介の中国勢にも注。