F1戦連覇狙う鈴木謙
ダービーと同時開催でS級上位陣は不在だが、全てがかみ合ってきた鈴木謙太郎がシリーズをリードする。今年のF1戦は2場所に1度のペースで優出し、3月名古屋記念、続く玉野記念では2勝をマーク。さらに、4月高知は阿竹智や椎木尾拓らを相手に、まくりを決めて16年7月函館以来のVを無傷で飾った。ここも、持ち前のスピードで岡光良、武藤龍生と上位独占を狙う。
得点最上位の三谷将太は、3月小松島G3で連続落車し続く高知は途中欠場。調子落ちの印象も、今期は2月奈良記念で着や、3月岐阜で着など神がかった伸びを見せていた。今回の相手なら、結果を残して流れを取り戻したいところ。三谷に前を任されそうな畑段嵐士にも注目だ。
中四国勢の軸となる山形一気や、八谷誠賢と島田竜二の九州コンビも混戦になれば一発が怖い。スジの機動型は手薄だが石毛克幸や、北ラインを率いる中田雄喜も近況、連続で決勝進出があり好調ムードだ。