稲垣裕が18年をV締め
復調ムードの稲垣裕之が中心だ。3月小倉で落車し、その後は調子を落としていたが、10月豊橋記念では着。約8カ月ぶりの記念優出に成功し、競輪祭でも自力と番手の競走で2勝をマークした。スジの目標はいないここは、まくり主体の攻めで復活のVをつかもう。援護役は、堅実な東口善朋だ。競輪祭で南潤の番手から白星を挙げるなど、キメ脚は確か。好アシストを決めて逆転を狙う。
和田真久留からも狙える。11月防府記念の初日特選で、三谷竜をまくると、12月四日市も着と記念の優秀戦で初白星を挙げた。南関きっての追い込み型の和田健太郎や、大塚英伸を連れて快速まくりを決める。
先行力ある山岸佳太に、天田裕輝、稲村成浩の関東勢も強力。短走路の当所で、山岸が主導権を握れば、地元の天田にV機到来だ。
北ラインを率いる早坂秀悟の積極策や、スジの機動型は手薄でも、競輪祭で2連対を果たして高配当を演出した高原仁志も怖い。