機動力群抜く吉澤純で
吉澤純平がV争いの中心だ。昨年は全日本選抜、高松宮記念杯を優出と、G1でも活躍。体調を崩した時期もあったが、終盤はリズムを取り戻し、12月四日市を完全Vで締めくくった。今年初戦の立川記念は準決敗退と不本意な結果も、今開催直後の全日本選抜を見据えて立て直してこよう。豪快スパートでV獲りだ。芦澤大輔は昨年F1戦を2Vと、後半戦は本来のキレを発揮していた。吉澤を援護から鋭脚を披露するか。
野原雅也、中西大の機動型両者に、キメ脚抜群の東口善朋と、近畿勢は戦力充実。中西は12月高知でS級初Vを挙げており、野原も長欠から復帰して上昇一途だ。目標豊富な東口は有利に運べるし、一枚岩になれば上位独占も可能な布陣だ。
迎え撃つ九州勢は荒井崇博が軸。落車明けの1月地元武雄は優出しており、不安はなさそう。ホームの北津留翼と意地を見せる。
YGPの先行が記憶に新しい松本貴治と、三宅伸、三宅達也の中四国勢も警戒。