地元の冨尾享が主役だ

冨尾享平
相手もそろったが、冨尾享平が地元で主役を全うする。12月当所を含め前期3Vの冨尾は今期に入っても好調を維持。全ての場所で決勝に乗り、V2。出入りの激しい展開で後方に置かれながら、驚異的なタテ脚とコース取りでVをさらった4月京王閣は印象的だった。今回も流れに応じた自力自在な攻めで勝ち切ろう。
鈴木謙二―内藤高裕の東京勢が冨尾の前に立ちはだかる。鈴木は積極果敢な競走が売りで、2月四日市では逃げ切りで優勝している。大西貴晃―小林弘和の九州勢や、上り調子の畝木努も好勝負。