ドミトリエフに難敵そろう
外国勢から一人参戦のドミトリエフにとって真価を問われそうな一戦だ。今年のドミトリエフは4月青森、5月奈良で優勝しているが、いずれも番手を回ったもの。4月佐世保からの3戦の準決はいずれも日本勢を圧倒する快速まくりで勝っているので本命視が順当だが、ロシアでの競技大会に参戦するなどタイトなスケジュールによる疲労の心配も含め一抹の不安も残る。
6月四日市G3でともに決勝に乗った阿竹智史、北村信明の徳島勢を狙う手も。阿竹は絶好調で、3月玉野記念を皮切りにここまで3V。番手、自力とスムーズに使い分けて結果を出している。同地区の若手の活躍に刺激を受けて上昇中の小川祐司と同乗なら、信頼して前を任せてVを目指す。
松坂洋平を先導役に、東龍之介、伊勢崎彰大と南関勢も駒がそろっている。
一方、小森貴大は直前の落車が気掛かり。単騎でも小川勇介の浮上に注意。金子幸央や、佐伯辰哉-西田雅志の広島勢にも要一考。