総合力重視なら吉田敏
ビッグレースで存在感を示している吉田敏洋が連の軸に最適だろう。別府全日本選抜で決勝に乗ると、松戸ダービー着、高松宮記念杯着と機動力を活かした自在戦で成績を高いレベルでまとめている。5月高松で落車して1場所欠場したが、その後の動きを見る限り調子は良好だ。49歳の大ベテラン山口富生が吉田に続く。山口は高松宮記念杯着、惜しくも優参は逃がしたものの、年齢を感じさせない素晴らしい伸びを披露していた。中部ワンツーは有力だ。
スーパールーキー・宮本隼輔の単にも魅力を感じる。S級でも順調に成績を上げていて、5月富山着、6月四日市G3は1着、同月佐世保では完全V。仕掛けどころを心得ているホームバンクだけに、主導権を握って押し切りも十分。
6月川崎でVゲットした佐々木豪、6月函館記念で決勝に乗っている小埜正義らも仕掛けがツボにはまると怖い。