新鋭小林泰のVに期待
小林泰正―神山拓弥で組む関東勢が中心。133期の新鋭・小林は6月にS級に特進したばかりだが、7月弥彦、8月西武園と記念で立て続けに優参しており、早くもトップクラスに通用するパワーを披露している。西武園決勝での落車の影響もなさそうで、戦況を見極めての仕掛けでVを目指す。小林の仕掛けが早まれば神山に勝機到来となろう。かみ合ってない感じで勝ち味に遅い最近の神山だが、さすがに高いレベルで着をまとめている。
阿部拓真、阿部力也の宮城勢に、地元の菊地圭尚の北勢も黙っていない。阿部拓が自在な持ち味を発揮して流れを呼び込めば、ラインから優勝者を出せる。
本来はVの最有力候補と目される竹内雄作だが、練習中の怪我で7、8月は実戦を走っていない。機動力断然の存在ながら狙いを下げた。