差し脚際立つ諸橋愛
G戦線で活躍している強豪がそろったが、ここのところ乗れているのは諸橋愛だ。7月弥彦記念着では地元記念3連覇の偉業を達成すると、オールスターは着と決勝に進出。決勝は平原康のまくりに乗ってあわやの場面を演出していて、差し脚の伸びは申し分なかった。賞金ランクも10位まで上がってモチベーションは高まる。ここは関東スジの小原唯志を目標に勝機を見出すか。
地元の南関勢も鈴木裕、和田健太郎、岡村潤と実力者がそろった。和田は今期の競走得点113点台を維持しているように成績を高いレベルでまとめている。好調な鈴木が積極的な仕掛けで先制なら和田の単は大いにある。
最近の動きはやや物足りない印象もある山田英明だが、7月大垣記念の初日特選では平原康、浅井康、古性優らの強豪に勝っているだけにやはり底力はある。好位確保から自力を出せれば首位に躍り出る場面も。
竹内雄作は今期は負傷のため欠場が続いている。参戦の際には初日の走りに注目したい。