当所ホームの和田真が躍動
ビッグレースで存在感を示している和田真久留。ホームバンクのF1戦で優勝を譲る訳にはいかない。共同通信社杯は着と2勝、寬仁親王牌の初日特選では松浦悠、中川誠、新山響らの強豪を上がり9秒2の快速まくりで撃破している。競輪祭の落車も幸い大事には至らなかった模様で、戦える状態は整えられる。同県の武田憲祐、レース巧者の中村浩士が後ろを固めればラインも強固。好発進を決めて地元Vをゲットする。
実績なら吉田敏洋に軍配が上がる。全日本選抜で決勝に乗ると、ダービー着、高松宮記念杯、寬仁親王牌はぞれぞれ2連対。若手自力型の番手戦も増えているが、自力も健在で、11月岐阜の初日特選では渡邉雄の逃げをまくった野原雅を更にまくって勝っている。変幻自在な立ち回りでVを狙う。
注目株はパワー溢れる先行で売り出している森田優弥だ。S級の経験は浅いが、すでに7月小松島、8月高松と2Vを飾っていて、いずれも逃げ切り。和田と吉田で中団を取り合うようならマイペースに持ち込み押し切りも。