地元は譲れない柴崎淳
ハイレベルなメンバーがそろったシリーズだが、地元の柴崎淳が主役の座を譲らない。19年はビッグ戦線で存在感を一段と高めた。11月小倉競輪祭は決勝進出こそ逃したが、シリーズ4連対と強さは際立っていた。20年は地元から始動。Vスタートで勢いを加速させる。練習仲間の坂口晃輔が好アシストから迫って地元決着を狙う。
井上昌己は19年の後半戦から調子、成績とも右肩上がり。自力で結果を出せているのが好調の証しだ。
新鋭の嵯峨昇喜郎に守澤太志の北日本勢も強力。底力ある稲垣裕之や昨年6月の当地ナイターG3を制している山岸佳太、徹底先行の野口裕史を目標にできそうな松谷秀幸までV圏内だ。