総合力高い柴崎淳が中心
総合力高い柴崎淳に期待する。共同通信社で特別競輪2度目の優出を果たすと、11月四日市記念では着のオール連対で地元Vをゲット。競輪祭は惜しくも準決勝で敗れたが、予選とダイヤモンドレースを3連勝と抜群の仕上がりをアピールした。今回も、好スパートを決めて格の違いを見せつける。
いざとなればタテにも踏める和田健太郎も侮れない。自力を強化した昨年は、後期だけでF1戦を5V。さらに、京王閣記念で優勝。寛仁親王牌と競輪祭では決勝進出を果たした。今回も勝負どころでタテに踏みこんでVを狙う。和田と同県の野口裕史は、ヤンググランプリで先行して見せ場を作るも、ゴール直後に無念の落車。復調して参戦なら、ここでも先行勝負で和田とワンツーを目指す。
野口と同じくヤンググランプリに出場し、2着に入った森田優弥も怖い。12月大宮ではS級3V目をつかんだ。9月福井では落車に見舞われたが、今ではすっかり復調し、随所に別線を完封して逃げ切っている。今シリーズも、援護役の朝倉佳弘を連れて得意の先行策を披露する。
自在な山田庸平と地元・大坪功一の九州コンビや、9月向日町で記念初優勝飾った阿部力也にも警戒したい。