力が違う鈴木竜
鈴木竜士に期待が集まりそうだ。昨年の終盤戦から好調が続いていたが、3月福井のウィナーズカップ、4月川崎で連続落車の憂き目にあった。その後はコロナウイルスの影響で中止が続いているが、この期間にしっかり体をケアして立て直してくるだろう。F1シリーズなら格上位の存在。力強いタテ攻撃が持ち味だが、今シリーズは同県の後輩、朝倉智仁がいるだけに、同乗すれば番手を回ることになりそう。その朝倉も115期のルーキーチャンピオンとして恥じない走りを披露する。
鈴木との同期対決に燃える中西大が関東勢に抵抗する。スランプを乗り越え、ようやく本来のパワーが戻った。堅実な鷲田佳史が中西をアシストする。中近連係で近藤龍徳まで加わればラインに厚みが増す。
坂本健太郎、大坪功一の福岡勢や海老根恵太、福田知也の南関勢も軽視できない。