戦歴重視なら和田圭
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から移動を最小限するため、今節は北日本と関東の選手だけがあっせんされている。
北日本の開催だけに、やはり北日本勢の勢力が優っている。戦歴は和田圭が最上位だ。今年は1月佐世保、3月高松と早くも2V。全日本選抜着、ウィナーズカップは2回確定板入りとビッグレースでも存在感を示している。好位置をキープして差し脚を伸ばす。坂本周作、小原佑太ら同県の自力型がそろったここは永澤剛もチャンスは十分。3月大垣の決勝は坂本周―山崎芳―永澤で先制すると、番手から自力に転じた山崎を永澤が差して優勝している。
関東勢では金子哲大の機動力に期待がかかる。今年はやや波がある成績ながら、3月大垣の初日特選では山崎芳、山田久らを相手に逃げ切った。タイミングよく仕掛けて主導権を握れば好勝負に持ち込める。ベテランの稲村成浩が金子に続くか。