特進目指す地元の小原丈
地元で特進を目指すこととなった新鋭・小原丈一郎に熱い注目が集まる。昨年のレインボーカップで特班すると、1・2班戦4場所目で初優勝をゲット。その後は全ての開催で決勝に進出し、4月豊橋、続く小倉MNで完全Vを飾った。しかし、特進にリーチを懸けたまま4場所続けて開催が中止。40日近く空いての実戦で調整面やレース勘など不安はあるが、機動力は断トツトップだしV最有力候補の評価は揺るがない。同じく地元の日当泰之や、3月豊橋で優勝している小笠原昭太にも注目したい。
スジの機動型は手薄だが、小林圭介は見逃せない。4月川崎までに9場所中5Vを飾っていて、117期の菊池岳にも随所で先着している。今回が約2カ月ぶりのレースとなるものの条件はみんな一緒。必ずV争いに加わってくる。
北日本、関東地区の選手限定の開催だけに、佐藤雅彦や、復帰なら泉慶輔の宮城勢は地元とは別で勝負となろう。こちらも機動型の勝ち上がり次第ながら、混戦になればチャンスはありそうだ。