和田真がVに最短
松井宏佑、和田真久留の神奈川コンビに期待が集まりそうだ。和田は8月小田原記念でオール連対のV。通算2度目の記念制覇を果たした。自力勝負が持ち味だが、4日間人の後ろを回った。初日は松井の番手、決勝は3番手でチャンスをモノにしている。今シリーズも松井と同乗なら任せるのが自然だろう。番手回りならきっちりチャンスをモノにしたい。松井は小田原記念で準優勝。4日間、バックを取るなど、レース内容も上々だった。ここも和田の前でしっかりレースを支配する。
近畿勢は山本伸一を主軸に強固なラインを形成する。山本は8月オールスターで準決勝に進出するなどビッグ戦線でも存在感を高めている。F1なら脚力上位の存在だ。中井太祐は7車立てが合っているのか、今期に入って成績がいい。
芦澤大輔は好調時の切れが戻ってきた。昨年10月の当地F1は決勝で落車。その時以来、約1年ぶりとなる地元戦でリベンジの気持ちが強いだろう。茨栃連係で芦澤が前を任せることになりそうな雨谷一樹は戦法の幅が広がり、一気に成績を上げている。
坂本貴史、小原丈一郎に高橋陽介、竹内智彦の北日本勢も軽視できない。