そろった近畿勢が中心
古性優作、山田久徳に南修二と層の厚い近畿勢。その中心となるのは古性だ。自力でも番手でもつねに高いレベルを求めて試行錯誤を続けている。そのなかで6月福井からF1戦3連覇の結果を残しているのだから、ここも期待できそう。南は近畿を代表するガッツマーカー。熊本記念in久留米、寬仁親王牌と落車続きではあるが、古性、山田とスジの自力型がそろったここはチャンスだ。スピードある山田も近畿勢には欠かせない戦力になる。
和田真久留も復調一途。年頭に体調を崩してから復調に時間がかかったが、今期は7月大垣、8月小田原記念と2度の優勝がある。得意のダッシュ戦に持ち込めれば近畿勢と互角の勝負も可能だ。
地元の山口拳矢も今シリーズ注目の一車だ。10月大垣決勝の落車でルーキーシリーズから続いた連勝は26でストップした。落車の影響さえなければ、地元のここに向けてしっかりと仕上げてくるだろう。金子貴志、近藤龍徳とスジの援軍は豊富。古性、和田らGクラスの機動型を相手にその機動力がどこまで通用するかだ。