山崎賢が本領発揮
山崎賢人がシリーズリーダーだ。20年は調子を崩していた時期もあったが、9月伊東の共同通信社杯で優出するなど随所に存在感を示した。12月の地元佐世保記念は3連勝の勝ち上がり。決勝は落車に見舞われたが、幸い軽傷で済んだ。21年の初戦はここからスタート。優勝で好発進を決める。上田尭弥は10月高松でS級初優勝。12月松戸では記念初優出と本格化の兆し。積極駆けで九州ラインをけん引する。地元で気合入る大塚健一郎は目標豊富で恵まれそうだ。大坪功一は9月当地F1で完全優勝を飾っている。得意バンクで展開不問の決め脚を披露する。
松本貴治、渡部哲男の愛媛コンビも強力だ。松本は12月佐世保記念の二次予選で落車した影響がなければ好勝負に持ち込める。渡部は連係実績豊富な松本を上手くリードして勝機を見出す。
河端朋之、筒井敦史の岡山勢や百戦錬磨の吉田敏洋、大型ルーキー町田太我の走りも見逃せない。